2023.1.10
組合員の皆さまからは、中間答申に対する様々なご意見・ご要望をいただき、誠にありがとうございました。12月に開催された第4回検討委員会では、皆さまから寄せられた率直なご意見・ご要望を踏まえ、更なる検討を重ねて参りました。その結果、以下の2点について修正し、最終答申に盛り込む方向で引き続き調整中です。組合員の皆さまには、今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。
1 現行基準2,000円の控除額を維持します。
下表の赤文字部分が中間答申基準からの修正点です。
【表1】
変更項目 | 最終答申(案) | 中間答申基準 | 現行給付基準 | |
70 歳 未 満 | 控除額 | 2,000円 | 3,000円 | 2,000円 |
給付率 | 5割 | 5割 | 6割 | |
上限額 | 月額 外来 20,000 円 入院 20,000 円 ※多数該当による減額なし | 月額 外来 20,000 円 入院 20,000 円 ※多数該当による減額なし | 月額 外来 45,000 円 入院 45,000 円 ※過去1 2 か月以内に3回以上給付限度額に達した場合、4回目以降の給付限度額は25,000円(多数該当) | |
端数処理 | 100円未満切捨 | 100円未満切捨 | 1円未満四捨五入 |
| 変更項目 | 最終答申(案) | 中間答申基準 | 現行給付基準 |
70 歳 以 上 | 控除額 | 2,000円 | 3,000円 | 2,000円 |
給付率 | 5割 | 5割 | 6割 | |
上限額 | 月額 外来 5,000 円 入院 20,000 円 | 月額 外来 5,000 円 入院 20,000 円 | 月額 外来 6,000 円 入院 25,000 円 | |
端数処理 | 100円未満切捨 | 100円未満切捨 | 1円未満四捨五入 |
2 2019(R1)年度~2022(R4)年度退職者に現行給付基準適用措置を実施します。
*現行給付基準を少なくとも退職後5年間は保障するために、下表の適用措置を実施します。

*◎○は現行給付基準(注1)での療養給付をおこないます。
*年度とは、4月1日から翌年3月31日。
*退職日は退職組合員本人が基準になります。
- 例1)2022年度末退職者は、2023年4月1日から2028年3月31日受診分まで現行給付基準となり、2028年4月1日受診分から答申基準となります。
- 例2)2019年度末退退職者は、2025年3月31日受診分まで現行給付基準となり、2025年4月1日受診分から答申基準となります。
- 2018(H30)年度以前の退職者は、2023(R5)年度で現行基準による療養給付を5年以上受けていますので答申基準となります。
- 2023(R5)年度以降の退職組合員資格取得者は、答申基準による療養給付となります。
注1 現行給付基準は【表1】の第5列「現行給付基準」のとおりです